マカで血糖値が変わる?

血糖値は何によって左右されているのでしょう。
糖分の過剰摂食だけでは全てを理解することはできません。
様々な食品を摂食されると思いますが、食べられるものによっては、体内でブドウ糖(グルコース)に変化することにより吸収されていきます。
マカだけに頼らず運動量を増やしてください

血糖値は高くても駄目ですし、低くても駄目です。
これは、血管内のグルコース濃度によって引き起こされる症状で、高血糖の場合は、糖尿病になります。
また、低血糖の場合は、50mg/dL以下になると大脳のエネルギー代謝が維持できなくなり、精神症状や意識消失を招きます。
血糖値の正常値は、空腹時100mg/dL未満で食後2時間の時で140mg/dL未満です。
尚、ヘモグロビンA1cは、5.8%未満です。
血糖値を上げる効果を発揮するものは、体内にはたくさんありますが、血糖値を下げてくれるのはすい臓に存在するインスリンだけです。
インスリンはアミノ酸からなるペプチドで、その素材となるアミノ酸はマカに含まれる成分のロイシン(18%)、グリシン(11%)、アラニン(9%)で、インスリンの38%を占める重要な物質です。
その他インスリンの生理作用としては、タンパク質合成の促進、肝臓における糖新生の抑制、グリコーゲンの合成促進などがあり、骨格筋におけるグルコース、アミノ酸、カリウムの取り込み促進も行います。
肝臓では、グリコーゲンの貯蔵とグルコースの合成が行われ、糖新生も行われ調整しています。
その結果、マカは血糖値の調節にも関わっています。

インスリンに含まれるロイシンは、必須アミノ酸ですから体内では合成できません。
マカのサプメントを服用すれば、有用な成分が含まれていて、無機物も豊富です。
体内で血糖値を調節するには、肝臓、すい臓、腎臓などが健全である事です。
血管には血液以外の物質が多く存在し、それらを排除したり、コントロールすることによって血糖値は正常化することができます
だからと言ってマカや薬に頼るのは決していい方法ではありませんので、日頃から摂取カロりーを抑え、適度な運動でエネルギーとして消化させて下さい。

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